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今になって受験校変更!

 私立校の受験校を変えました。理由は、息子がほんとうに行きたい私立がやっと見つかったから。マジで今さら?! です。
 I校は、武蔵野郊外にある大学付属高校。とはいえ、その大学に進むのは半分くらい。高村薫が出たというその大学に、息子は別に「行きたい」わけではなく。その高校を受ける気になった一番の理由は、
「過去問が、おもしろくて変わっていて、すごく難しい」から。
 カレなりに数学だけはプライドがあるのです。それが、そこの過去問をはじめてやってみたら、18点(100点満点)。
「マジで挫折した」あとに、むくむくと闘志が湧いてきたそうです。
 
 でも、第一志望の都立に向かってラストスパートの時期に、そんなむずかしい試験のための勉強をして、二兎追う者は…、にならないかしら。その辺を塾の先生に聞いてくるように言いました。塾から帰った息子によると、
「結論から言うと、第一志望の都立を目指すなら、I校を受けるのはおすすめ。これまでも、両方受けて両方受かるケースが多いし、私立対策の勉強をするのが、都立対策にもなる。その私立を受けるなら、それ用の勉強をこれからみっちりやるべき」と葉っぱをかけられたとのこと。

 I校は、もともと夫が「行かせられるものなら行かせてやりたい」と、最初からこだわっていた学校。学校説明会も夫ひとりで行き、「鹿が出そうなキャンパスだよ。いいところだよ」とベタ褒めだったのです。その気持ちはわかるものの、合格したら入学金を払っておかないとダメで、そのあと都立に合格したら、その入学金は戻ってこないというシステムに、納得できないものがあり、延納(※)制度のある私立H校を受けることにしていたのです。

 I校と比べると、息子にとってH校は決して魅力的な学校ではなく、上の大学が六大学に入っていることもはじめて知ったくらい(そもそも、息子は六大学の意味も把握していない)。だから、なんとなく「六大学」の付属なら、いいかも、というくらいの認識でしかなかったわけです。私としても、向き不向きでいうなら、校舎が真新しく都会的なH校より、ちょっと郊外にあるのびのびした雰囲気で、帰国子女が多く、「個性的な生徒が多い」というI校のほうが、息子にも向いてるし、私も好み! と思ってしまったのです。
 
 それでも、都立同様、「かなりのチャンレジ受験」に違いないので、合格率はせいぜい60%というところでしょうか。すべり止めの私立以外に、「I校とすべり止めの中間レベルの私立はないの?」ということになり、結局私立は3校受けることに。そして今日(今日ですよ)、そのM校の願書を取りに行かせました。
 中学の「受験書類提出期限」はとっくに過ぎており、担任の先生に謝りの手紙を息子に持たせたのが、1月16日(金)。そして、明日19日(月)が、ほんとうに最終締め切りだと言われています。先生、ごめんなさい!

今回の教訓
都立第一志望の場合、チャンレンジの私立を受けて、合格した勢いで本命に臨むのが理想のパターン。by塾の先生。


延納……都立第一志望で、私立校を併願受験する場合に、入学金の納入を、都立(公立)の合格発表日まで伸ばしてくれること。延納制度のある私立の割合は少ないが、探せばあることはある。
by gokoukou | 2009-01-18 15:44
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息子の高校受験まであと三カ月、こんなに泥縄で無事に来春、私は高校生のハハになれるのだろうか。
by gokoukou